ニューヨークでコレクションを発表している「ビーシービージーマックスアズリア(BCBGMAXAZRIA)」のチーフクリエイティブオフィサー、ルバ・アズリアが来日した。
ブランドの創業者、マックス・アズリアの妻でもあるルバは、ウクライナ出身。バレエダンサーとしてボリショイバレエの青年部で活躍した後、12歳で家族とともにアメリカへ渡り、ウクライナとアメリカにおけるバレエの環境の違いからアートの道へ進み、ファッション・インスティテュート・オブ・デザイン・アンド・マーチャンダイズ大学ではアートやイラストを学んだ。
卒業後、いくつかのファッションブランドを経て、1991年にビーシービージーマックスアズリア グループの面接に行き、そこで創設者のマックス・アズリアとの運命的な出逢いに導かれ現在に至る。
ルバは、現在、全ラインのクリエイティブを統括しており、今年は設立25周年を迎える。「2月に発表したショーは、25周年ということもあり、自分が好きなストライプ、アシンメトリーなスカート、カラーブロッキングなどブランドのDNAを取り入れた都会的でスポーティ、そしてラグジュアリーをミックスしたレイヤード・スタイルを提案した。現在、アニバーサリーブックを制作中。今後は、ライフスタイルブランドとして、家具のデザインにトライしたい」とルバ。アニバーサリーブックは、日本では、販売は予定していないが、今秋にも店舗で閲覧できる予定だ。