ハリー・ウィンストン銀座本店が10月15日にリニューアルオープンし、テープカットを行った。同店に女優の木村佳乃が総額29億円のジュエリーをつけて登場。ファディ・ガライーニ=ハリー・ウィンストン社副社長や黄野真弓ハリー・ウィンストン・ジャパン社長、アンドリュー・ワイレガラ米国大使館 商務担当公使らと共にリニューアルを祝った。木村佳乃は、「誕生石がダイヤモンドなので、小さい頃から大好きだった。だから素晴らしいジュエリーを身につけられて、とても嬉しい」とコメントした。
同店は、2000年に銀座1丁目にオープンし、リニューアルのために一時閉店。10月7日まで銀座3丁目の仮店舗で営業していた。今回のリニューアルにより517平米に増床し、1階をブライダル・コレクション、2階をハイジュエリーや時計、アイコニックなダイヤモンド・ジュエリーのフロアにし、エレベーターを設置した。ブランドの象徴であるニューヨーク5番街のハリー・ウィンストン本店の建築スタイルやデザイン要素を取り入れ、淡いトープとグレーカラーを基調とする店内に、特別に制作された黒漆やアンティークブロンズの家具、手作業でビーズをちりばめた壁紙が配置され、ブランドの世界観を表現している。
また、このリニューアルオープンを記念し、椿の花をイメージした日本限定の新作アイテム「ツバキ・バイ・ハリー・ウィンストン」を発売した。売り上げの一部を東日本大震災で被害を受けた子どもたちをサポートする公益社団法人「チャンス・フォー・チルドレン」に寄付する。椿の自生する北限、三陸沿岸は、昔から椿を用いた伝統産業が盛んであり、被災地に光をもたらすシンボルとして、今回のチャリティーアイテムを制作した。