日本発ドクターズブランド「ドクターシーラボ(DR.CI:LABO)」は、「肌に、人生に、もっともっと」をテーマに掲げブランドを刷新する。第1弾はブランドを代表する化粧水 “VC100エッセンスローションEX” (150mL、5390円)が進化し2月17日に発売。“VC100”ラインから初となる乳液“VC100エマルジョンEX” (150mL、5390円)も登場した。25年下半期に主要製品を随時リニューアルする。同ブランドの刷新は2020年以来、2回目。
「ドクターシーラボ」は、美容皮膚科発祥ブランドとして1998年に誕生。「高浸透ビタミンC(APPS)」にこだわり進化を遂げてきた。その中で「ブランドの思いが伝わりきれていない」(ブランド担当者)と感じたことから刷新する。「透明感、リミットレス」を掲げたキャンペーンを実施し、ブランドアンバサダーにエミー賞で18冠を獲得したドラマ「SHOGUN 将軍」に出演した俳優の穂志もえかを起用し、2月25日からCMを放映する。
“VC100エッセンスローションEX”は独自のマイクロ安定化技術により高浸透ビタミンC(APPS)をカプセル化し「マイクロ高浸透ビタミンC」にすることに成功。100 兆個のビタミンCを高濃度で効率的に肌に浸透させ透明感を引き出す。ナイアシンアミドや浸透コラーゲン、ヒアルロン酸も加え、乾燥や肌のごわつき、毛穴の目立ち、くすみ、キメの乱れ、艶不足にアプローチする。同製品のリニューアルは6回目となる。
“VC100エマルジョンEX”は化粧水同様に100兆個の「マイクロ高浸透ビタミンC」のほか、安定型ビタミンC、保湿型ビタミンCの3種のビタミンCを配合。ナイアシンアミドや浸透コラーゲン、ヒアルロン酸も加え、乳液ならではの保湿感と透明感を実現する。「“VC100”ラインは、ブランドの中でも幅広い年代のお客さまに愛用されている看板製品。そのため多くのお客さまのニーズを満たすため、また化粧水との処方マッチングからも、乳液を開発した」という。
また、ワンランク上の“VC100エッセンスローションEXスペシャル” (150mL、8415円)も進化。“VC100エッセンスローションEX”の成分に加え、植物由来の2種のプラセンタを配合し、よりリッチで濃密な美容液級の化粧水が完成した。
グローバル化を推進
「ドクターシーラボ」はシーズ・ホールディングスが手掛けていたが、2018年に米ジョンソン・エンド・ジョンソン(JOHNSON & JOHNSON以下、J & J)の傘下となった。J&Jは2023年に消費者向け健康部門を別会社のケンビュー(KENVUE)としたことから、現在はケンビューが運営する。今後ケンビューのグローバルリソースを活用し、海外市場拡大を強める。