無添加石けんなどの製造、販売を行うシャボン玉石けんは3月3日、創業115年目にして初となる日焼け止め“シャボン玉UV”[SPF35・PA++++ UV耐水性★](40g、1980円)を全国のドラッグストアや自社通信販売などで発売する。同製品は2024年3月に立ち上げた新しいスキンヘルスケアブランド「アワーシャボン(OUR SHABON)」の第2弾となり、無添加石けんで培ってきた品質基準と肌と環境への安心をもとに、紫外線A波はPA++++、UV耐水性は★を取得した製品を開発した。
5つの天然由来成分で仕上げた
こだわりのシンプル処方
創業初の日焼け止め開発は、同社の製品を愛用している消費者から「安心安全な日焼け止めがほしい」という要望や商品開発者への思いから実現。紫外線吸収剤に含まれる一部成分がサンゴ礁に影響を与えるという調査報告により世界的に環境配慮型の日焼け止めが望まれるようになっている中、肌や環境に配慮しつつ紫外線をブロックする成分の選定、開発を進めてきた。
製品は天然由来の酸化亜鉛、ヒマワリ種子油、ホホバ種子油、ミツロウ、キャンデリラロウのみで構成したシンプルな処方で、シンプルさと安心感にこだわった結果、剤型はバームタイプに行き着いた。SPF35、PA++++のUVカット力のほか、水に触れる長時間の屋外活動も想定してUV耐水性★も備えた。防腐剤や抗炎症剤、香料は使用せず、パッケージにはアルミ製ジャー容器と紙箱を採用することで、プラスチックフリーを実現している。