ユニクロは9月3日、フランス人モデルのイネス・ド・ラ・フレサンジュとコラボレーションしたコレクション第2弾の発売イベントをユニクロ銀座店で開催した。ゲストに、「ユニクロ(UNIQLO)」の広告モデルを務める女優の杏とデザイン・ディレクターの滝沢直己が登場し、2014-15年秋冬コレクションの魅力を語った。
杏は、同コレクションのツイードジャケットと花柄シャツ、ブラックのストレートパンツを着用。「普段着ている服と同じような感覚で袖を通すことができた。『なぜ、今まで持っていなかったのだろう』と思うような、柄や生地がこのコレクションにたくさんあった」と話した。滝沢は、「イネスと私が目指したのは、コーディネートを楽しめる服。自由に組み合わせて、お客様が持っているどんな服とでも合わせることができるような商品を考えた」と解説。中でもイネスの一番のお気に入りだというトレンチコートを杏が試着し、「内側に取り外し可能のムートンが入っていて暖かい。秋も冬も春も着ることができて日本の気候にぴったり」とコメント。デザインについて滝沢は、「イネスの好きなヴィンテージのトレンチコートを研究した。トレンチコートのルーツが軍服であることから、ミリタリーの雰囲気を取り入れ、ステッチのディテールや素材の風合いにこだわって作った」と語った。
商品は"パリジャン シック"をテーマにしたジャケットやセーター、ボトムス、などの70種。4日に発売し、1万円(税抜き)以上の購入者には先着でオリジナルトートバッグをプレゼントする。また、前回の春夏コレクションの好評を受け、取り扱い店舗を3倍に増やした。銀座店やマルシェ プランタン銀座店、心斎橋店、新宿高島屋店、名古屋栄店、オンラインストアの6店舗では、全型をフルラインアップする。銀座店の12階フロアでは、パリに実在するイネスの部屋に見立てた内装を施している。