三陽商会が手掛ける「エポカ」が、2015年春夏コレクションを恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホールで披露した。大幅なリブランディングを発表後2度目になる今回のコレクションでは、結婚式や入学式などのセミフォーマルな場面にも対応するルックを加え、サイズのバリエーションを増やすなどの新しい試みが見られた。
ミラノ・エキスポをデザインの着想源に、イタリアや日本の素材をふんだんに用い、ジャカードのトップス・スカートや、表面と折り返し部分で生地が異なるプリーツスカート、ボタニカルな刺繍が浮き出た立体感のあるスカートなど、モードなシルエットとディテールにこだわったアイテムを多数用意した。価格帯はコートが5万9000〜12万円、ジャケットが5万9000〜9万3000円、スカートが3万3000〜6万9000円など。
先シーズンからモード寄りに大きく方向転換した「エポカ」のデザインは、14-15年秋冬シーズンからイタリア人デザイナーのガブリエレ・コランジェロ=クリエイティブ・ディレクターが担当している。