LVMHもケリングも減収減益だった2024年で、エルメスの2ケタ増が際立っています。
驚くべきは、営業利益率40%超え。え?人件費や販促費を引いてもそんなに利益が残っているってどういうこと?です。全従業員に特別ボーナスを出したりもしていますよね?ちなみにLVMHは22.3%、ケリングは13.4%。共に減収減益なこともあり、例年よりも低い比率になっています。
「経済上および地政学上の先行き不透明感がさらに増している中、24年も安定した業績を残せたことは、エルメスのビジネスモデルの強さを示している」――アクセル・デュマ(Axel Dumas)CEOのコメントが気になります。営業利益率40%超えは23年に続き2年連続。「エルメス(HERMES)」のビジネスモデルとは?改めて考えてみました。
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