低価格と品質の両立を武器に、ドラッグストアのPBが急成長している。近年は大手メーカー顔負けの製品開発や独自のマーケティング戦略により、消費者の支持を集めている。なぜ、いまPBが台頭しているのか。各社の戦略をひもときながら、その勝算を探る。(この記事は「WWDJAPAN」2025年2月24日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)
トモズ
PRIVATE BRAND INFORMATION
化粧品PB取り扱い年:2009年
ブランド名:「APS」
中心価格帯:500〜900円
取り扱い店舗数:約200店舗(アメリカンファーマシー含む)
顧客・スタッフの声を反映し
笑顔のループコスメを提供
国内外の美と健康にまつまる製品を扱うアメリカンファーマシー(AMERICAN PHARMACY)も運営するトモズは、アメリカンファーマシーの頭文字をとったPB「APS」を2009年から展開する。「当時の社長がアメリカ視察で、アメリカで最も歴史あるアポセカリー(調剤薬局)『シー・オー・ビゲロウ(C.O BIGELOW)』のPBが他チャネルでも販売されているのを見て、『APS』はPBを超えた愛される存在にしたい」という社長の思いを込めてスタートした。
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