「アシックス(ASICS)」は、元パラ水泳選手でタレントの一ノ瀬メイとブランドアンバサダー契約を締結したと発表した。
一ノ瀬メイがアンバサダーに
現在も日本記録を保持
一ノ瀬はアンバサダー起用について、「現役のアスリートだった頃はもちろん、引退した今も“日常の一部に運動があることで心身共に豊かになる”ことを実感している1人として、企業理念に深く共感し、大好きなアシックスのブランドアンバサダーに就任できることをとても光栄に思っている。ブランドとして次のフェーズに入るこのタイミングで『アシックス』ファミリーにジョインできることにワクワクし、これまでもパッションを注いできたサステナビリティーやDE&Iの分野において共に歩みを進められるパートナーができたことを心強く感じている。 共有するビジョンを体現し続けることで生まれるメッセージを国内外に届け、運動がもたらす豊かさの和を広げていく」と語った。
またアシックスの甲田知子常務執行役員は、「当社は、“健全な身体に健全な精神があれかし”を創業哲学に掲げ、世界中のすべての人々の将来世代に続く心身の健康に貢献することを使命としている。このたび、元パラアスリートであり、女性やサステナビリティーにも強い意識を持つ一ノ瀬メイさんにブランドアンバサダーに就任いただき、その活動の一環として、私たちの理念をさらに多くの方々に届けることができることを大変うれしく思う。 当社のブランド・スローガン“サウンドマインドサウンドボディ(Sound Mind, Sound Body)”を体現する一ノ瀬さんの姿や、彼女が持つ独自の視点や熱意は、私たちが目指す社会づくりにおいて非常に重要な役割を果たすと確信している。今後はより多くの人々に心と身体の健康の大切さ、そして持続可能な社会への意識を広めていけることを楽しみにしている」とコメントしている。
一ノ瀬は2月28日、「東京マラソンEXPO 2025」会場で開催する「ボランテイナー ミーティング2025~東京マラソン2025 みんなでつなぐサステナビリティ~」に、「アシックス」ブランドアンバサダーとして来場を予定する。
一ノ瀬メイは、1997年生まれの元パラ水泳選手、タレント。1歳半から水泳を始め、史上最年少の13歳でアジア大会に出場、また2016年リオデジャネイロパラリンピックで4泳法(バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ・自由形)8種目に出場した。20年200M個人メドレー世界ランキング1位(S9クラス)、現在も4泳法全ての日本記録を保持する。21年現役引退後は、モデルや俳優など幅広く活動する。