ファッション

野口強が「ルシアン ペラフィネ」のアーティスティックディレクターに就任 創業者と親交も

カシミヤブランド「ルシアン ペラフィネ(LUCIEN PELLAT FINET)」は野口強を新たなアーティスティックディレクターに迎えることを発表した。野口就任後のファーストコレクションは今年の秋冬を予定している。

「ルシアン ペラフィネ」は、1994年に故・ルシアン・ペラフィネ(Lucien Pellat-Finet)が設立したフランスのストリートラグジュアリーブランド。マリファナの葉やスカルなどのモチーフをあしらった色鮮やかなカシミヤセーターが人気を博し、“キング・オブ・カシミア”の称号で知られている。2019年に破産手続きに入り、フランスのコンテンポラリーブランド「ザディグ エ ヴォルテール(ZADIG&VOLTAIRE)」の創業者であるティエリー・ジリエ(Thierry Gillier)が買収したのち、21年に名称を「ペラフィネ」に改めるとともにロゴなどを刷新。23年には、デザイナー兼コンサルタントのドリス・ラーサン(Dryce Lahssan)がクリエイティブ・ディレクターに就任していた。

野口強は1964年大阪府生まれのスタイリスト。デニムブランド「マインデニム(MINEDENIM)」を手掛けており、今後は「ルシアン ペラフィネ」におけるクリエイティブも全面的に担当する予定だ。野口は昨年死去した創設者ルシアンと親交があり、その経験と美学を活かしたディレクションが期待されている。

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