ワールドはショッピングセンターを中心に41店舗を展開するウィメンズブランド「ピンクアドベ」をリブランディングする。コンセプトはアーネスト・ヘミングウェイの著書「移動祝祭日(ア・ムーバブル・フィースト)」から着想した。ナチュラル志向の30〜45歳の女性が、さまざまなシーンに対応して毎日の暮らしに彩りを添える提案を目指す。郊外型ショッピングセンターで出店を拡大する。
商品はベーシックカラーに、赤など華やかな色目の商材を差し込み、華やぎ感を出す。買い物や子どもの送り迎えなどには快適なナチュラルスタイルを、学校行事や発表会、デートなどのソーシャルシーンには上品きれい目スタイルを提案する。仕事、女子会、同窓会などにも対応できる、流行を意識したラインも用意する。体型の変化にも着目し、着心地の良い素材と、サイズ展開の幅の拡大、ボディラインを隠しながらもきれいに見える「若見え」「きれい見え」する好感度ナチュラルスタイルを追求する。
「ピンクアドベ」は2004年に当時の団塊ジュニア(20代後半〜30代前半)をメインターゲットに、「ジ・エンポリアム」から派生する形で、サンタフェ様式の内装でカジュアルファッションを提案してきた。