サステナビリティ

未活用の梅や抹茶を肌着の染料に  創業130年の「アングル」×「フード テキスタイル」


アングルは、規格外・未活用状態となった食材から抽出した天然染料を再活用する豊島のプロジェクト「フード テキスタイル(FOOD TEXITLE)」とコラボレーションし、肌や環境に配慮した肌着を3月8日からオンラインストアとポップアップイベント「130年の歴史、アングルのメリヤス展」で発売する。

「日本における食品ロス量は減少傾向にあるが、依然大きな課題として挙げられる。産業を超えたつながりで衣食住の生活シーンを彩りたい」と同社。1894年創業のアングルは長年、高品質な天然素材と高い機能性を重んじた肌着を手掛けてきた。

4アイテムをラインナップし、奈良県五條市の梅の実で抽出したアイボリーと、愛知県安城市の抹茶で抽出したイエローグリーンの2色を展開する。梅の実は農園で収穫された時に傷がついたり、変形して売りに出せない規格外品を回収して染料に、抹茶は日本産の碾茶(てんちゃ)を粉末にしたもので、加工する際に出る、粒子の不揃いなものやふるいに残ったものを再活用している。

■130年の歴史、アングルのメリヤス展
日時:2025年3月8日(土)〜19日(水)
会場:代官山 蔦屋書店
住所:東京都渋谷区猿楽町16-15

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