ファッション

「ユニクロ」過去最多320型の”ヒートテックコレクション”を発表

 ファーストリテイリングは、この秋「ユニクロ」から"ヒートテックコレクション"(過去最多の全320型)を発売する。ヒートテック素材を採用したアイテムを、従来のインナーウエアに加え、ボトムスやニット、フリースなどに拡大。インナーウエアには椿オイルの配合や原糸の極細化により、さらになめらかな肌触りを実現した。頭からつま先まで全身を暖め、薄着の秋冬コーデを楽しむことができる。

 メンズでは、履いた瞬間に暖かさを感じられるカイハラ製の生地を使用したジーンズとスリムなシルエットのチノパンツがヒートテックで登場。価格は4990円。ウィメンズでは、ケーブルニットやガウチョパンツもヒートテックで用意する。また、スポーツシーンでも活躍するハーフジップタイプやストレッチタイプのフリースも登場。

 ヒートテックインナーウエアもパワーアップして登場。リブ素材のウィメンズヒートテックなど、インナーウエアでありながら一枚でも着られるアイテムを続々と販売する。フランスのランジェリー・ブランド「プリンセス タム・タム」とコラボした、フェミニンなデザインのヒートテックや、ディズニーのキャラクターをデザインに採用したヒートテックなど、ファッションとしても楽しむことができるラインも用意。さらに、メンズとウィメンズで展開していた、ヒートテックより約1.5倍暖かいインナーウエア"ヒートテックエクストラウォーム"を、キッズでも販売開始する。価格は1290円。

 同インナーウエアは、素材自体も進化。化粧品などでも使われる保湿成分の椿オイルを、ウィメンズだけではなくメンズとキッズにも新たに採用する。また、メンズは編み方を変えることで、生地の縦横方向の伸び率を約1割向上させ、フィット性や着脱性を高めた。ウィメンズは、原糸の一部であるアクリル繊維を直径で約2割細くし、編み設計を変更することで、生地表面のなめらかさを約2割向上。"ヒートテックエクストラウォーム"では、肌に触れる裏面を改善。メンズは原糸を3割細く緻密性を向上させ、ウィメンズは起毛のばらつきを抑えることで、ムレ感の軽減と肌触りをさらに改善した。

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