法人向けアプリ制作サイト「ヤプリ(YAPPLI)」を手掛けるファストメディアは9月1日、グロービス・キャピタル・パートナーズや米セールスフォース・ドットコムのコーポレートベンチャー事業部であるセールスフォース ベンチャーズ、ヤフーの投資子会社 YJ キャピタルなどから第三者割当増資を利用し、合計3.3 億円の資金調達を行った。今後さらなる需要があるスマホ専用アプリ制作のため、開発体制を強化するのが狙いだ。具体的な施策として、「アップルウオッチ」とのさらなる連携や課金機能を利用したマネタイズの強化などをあげている。
「ヤプリ」は13年7月に公開したスマホアプリを開発・運用するためのサービス。プログラミング開発が不要なため、短期間でアプリ制作が可能なのが特徴だ。これまで「ニコアンド(NIKO AND...)」や「リエンダ(RIENDA)」「MHL.」など、約5000社のブランドアプリを制作している。