ミラノで、20回目となるファッション素材見本市「ミラノ・ウニカ」が開幕した。中・高級品では圧倒的なシェアを持つイタリア企業を中心に353社が出展し、2016年春夏向けのテキスタイルを提案。ファッションデザイナーや素材担当者など、約2万人超の来場を見込む。日本からも、日本企業を集積した特設ブース「ジャパン・オブサーバトリー」にSHINDOや小松精練など34社が参加している。翌週にはパリで「プルミエール・ヴィジョン」、3月には上海で来場者6万人超の「インターテキスタイル上海」が予定されており、この「ミラノ・ウニカ」を皮切りに、2016年春夏のファッション素材の提案が幕を開ける。