ガールズファッションイベント「東京ランウェイ 2013 SPRING /SUMMER」が3月20日、国立代々木競技場第一体育館で開幕した。オープニングを飾ったのは、「東京ランウェイ」初回からファーストルックを務めるモデルの冨永愛。今回は「エモダ」のモノクロボーダーのタイトミニスカートとスポーティなブラトップを着こなし、アクティブでセクシーなスタイルを披露した。3回目になる今回は、開催中の「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京」と「アートフェア東京2013」と初の連動開催を行ない、ファッションからアートまで東京からアジア、世界に向け発信する。また、2006年から中国で「上海ランウェイ」を行ない、アジア進出を拡大してきた「東京ランウェイ」は、今回初めてのアジアステージを披露する。タイや上海で活躍する国内外のモデルを中心に、アジアで人気のアイドルグループ、でんぱ組inc.のメンバーも同イベントに初参加する予定だ。
日本ファッション・ウィーク推進機構の信田阿芸子・国際ディレクターは、「東京コレクションのショーは、招待者のみしか見ることのできないショーが多いが、今回は積極的に一般の方も参加できるコンテンツを増やしている。また、『東京ランウェイ』と『アートフェア東京』と同時開催することで、アジア全体から世界へつながる日本のクリエイティブを発信していきたい」と話した。東京ランウェイ実行委員会であるアイグリッツの勝田隆仁・海外事業本部マネジャーは、「『上海ランウェイ』をきっかけに、東南アジアであらゆるイベントを開催してきた。今年は『東京ランウェイ』での初のアジアステージを機に、よりアジア全体を盛り上げるファッションイベントを予定している」と気合いを込めた。