ナイキは、2014年に実施しているフットボールキャンペーンの「リスク上等」の第3弾フィルムであるアニメーションムービー「ラストゲーム」を発表した。「リスク上等」は、イブラヒモビッチ、クリスティアーノ・ロナウドといったスター選手がムービーに登場しているため人気を呼び、日本国内のユーチューブでは第1弾が約30万回、第2弾が約830万回再生されている。
第3弾の「ラストゲーム」は5分間のムービーで、「科学者」と呼ぶ悪の黒幕からフットボールを救うという使命を受けた、ロナウド率いる世界のフットボーラーたちが主役。「科学者」はあらゆるリスクを避け、効率、決断力、結果のみを重視するようにプログラムされたロボット「クローン」を作り、フットボールの世界を支配するが、美しいフットボールは次第に跡形もなくなってしまう。「本物」のプレイヤーたちは、ピッチから離れて普通の暮らしをしているが、ロナウドが世界中に散らばったプレイヤーたちを集め、美しいフットボールを再興するための旅に出る。ロナウドによって集められたイブラヒモビッチ、クリスティアーノ・ロナウド、イニエスタ、ネイマール、ダビド・ルイス、ルーニーらは、クローンに絶対に勝てると説得され、「本物」のプレイヤーと「クローン」のプレイヤーの勝者を決める試合に出る—。
ナイキのチーフマーケティングオフィサーのダビデ・グラッソは「『ラストゲーム』の意図はナイキが本当にフットボールを愛している人々と同様に、フットボールが美しく、大胆であるべきだと信じていることを伝えること。自信を持ってリスクを取ることは、フットボールにおいて不可欠だ。クリスティアーノ・ロナウドの華麗なプレー、イブラヒモビッチの迫力に満ちたプレー、ネイマールの魔法のような技が見られない世界を想像できるだろうか」とコメントしている。