ファッション

【展示会】3年目を迎える「シュープリーム・ララ」の挑戦とは

 「シュープリーム・ララ」2013年春のテーマは、「チアフル・クローズ」。カラフルなモチーフ柄や異素材の切り替えなど変化をつけたアイテムの提案で明るいスタイルを表現する。シフォン素材の花モチーフをつけた3Dセーターや大きなドット柄のオーガンジーを袖にドッキングしたトップスなど、大胆なデザインながらもフェミニンで明るいイメージのかわいらしさが印象的だ。

 また、人気の手編みニットは腹部の丈を長めにデザインすることで、大人の女性でも安心して着られるようデザイン性に工夫を凝らした。12年秋から注力するオリジナルのバッグやシューズも、春らしい厚底サンダルやハート型ショルダーバッグ、キルトショルダーバッグなど豊富に揃えた。関由香梨クリエイティブディレクターは、「今季からスカートの丈を少し長めにしたり、ウエストのシルエットの見せ方に変化をつけたり、女性らしく、そして着こなしやすい提案に力をいれた」と話す。

 「シュープリーム・ララ」は来春、3周年を迎える。ジャムシティの大西寛・社長は、「11年に海外進出を果たし、1号店を上海の久光百貨店に設け、現在では中国本土に8店舗を構えるほどに急成長することができた。13年は、よりブランドの世界観を確立させるために、新たなショップコンセプトを展開する方針だ。リアルな素材を使ったこだわりのインテリアで、洋服だけではないブランドイメージに合ったヨーロッパのインポート雑貨なども取り扱うコンセプトショップになる」と次なる課題を語る。新ショップは13年春、初の百貨店出店になる柏タカシマヤにオープンする予定だ。また「来年は都内に旗艦店をオープンし、北京にも出店したい」と意欲的だ。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。