阪急うめだ本店婦人服売場で開催中の「涼やかに着る夏スタイル」フェアで、参加した約40ブランドが旭化成せんいの開発素材「ベンベルグ」(一般名:キュプラ)を使用したウエアを販売している。小部あさみ・阪急阪神百貨店婦人ファッション商品事業部マーケティング1部部長ディレクション担当は、「お客様の着心地に関する要望は、さらに高くなっている。そこで、涼しさを美しく表現する『ベンベルグ』に注目した」と話した。4階婦人服売り場にあるイベントスペース「コトコトステージ42」では、旭化成せんいとフランドルとの共催により、「ベンベルグ」を使用した「イネド」のウエアを販売。プロモーションビデオ、パネル、冊子で、高い吸放湿性、ひんやりした肌触りのある「ベンベルグ」の特性を紹介している。同店で、素材にフォーカスした大掛かりなイベントは異例だ。同フェアは、6月9日まで。なお、阪急百貨店と高島屋の共同企画で、全国の高島屋19店舗でも40ブランド以上が参加し、「サマー・ブリーズ」フェアとして6月16日まで開催されている。