「トラサルディ(TRUSSARDI)」は4日夜、クリエイティブ・ディレクターのガイア・トラサルディ主催のカクテルパーティを東京・青山で開催した。グレイハウンド・ロゴの40周年を記念して制作したショートムービー「SKY WATCHER」の世界初公開の場となったパーティには、モデルや業界人などが数多く来場し、盛り上がりを見せた。
公開された「SKY WATCHER」は、ミラノを舞台にした約2分間のアニメーション作品だ。主役は、スカラ広場にある旗艦店に置かれたグレイハウンドの銅像。閉店後、店から抜け出したグレイハウンドが、夜空から降りてきた星座のウサギと街中を駆け回り、かくれんぼを楽しむというファンタジックなストーリーを展開する。監督は、「プラダ(PRADA)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のムービーを手掛けてきたジェームズ・リマ。ニューヨークを拠点に活動するイラストレーターの清水裕子がイラストを手掛け、イギリスのカルトポップバンド「パルプ(Pulp)」のメンバーであるスティーブ・マッキーがサウンドトラックを担当した。
今回2度目の来日を果たしたガイアは、同作について、「グレイハウンドは、好奇心とエレガンスの象徴。だからこそ楽しくモダンな方法で祝おうと決めたの。エモーショナルかつブランドのアイデンティティを表現した作品の仕上がりには、非常に満足しているわ。日本での世界初公開することに決めたのは、伝統を重んじつつも、コンテンポラリーなものを生み出すという点で、日本人の姿勢と『トラサルディ』のアイデンティティが共通していると感じたから」とコメントしている。
なお、同作は、日本での公開後、イタリア・ミラノのフラッグシップショップで披露され、明日12月5日に公式ウェブサイトtrussardi.comで公開される予定だ。