三崎商事が手掛けるオリジナルのウィメンズブランド「エルミダ(EL MIDAS)」は、今年設立45周年を機にリブランディング中だ。市場ではパリブランドがもてはやされていた1970年、日本人の手で日本の女性を美しくするブランドを立ち上げたいと三崎政ニ・三崎商事会長がスタート。経営を受け継いだ三崎龍哉・社長が「伝統と革新」をテーマに掲げ、商品改革とイメージチェンジに踏み切った。まず、ブランド名の「E」「M」とハートマークを組み合わせたロゴを導入。2月に新しいショップコンセプトを採用した1号店を松屋銀座にオープンし、全31店舗のリニューアルを随時進めていく方針だ。また、店頭では、アニバーサリーフェアを開催し、イタリア・ビンダ社とのコラボレーションによるストールなど限定アイテムを販売する。宮内清登・第3事業部事業部長は、「今のモード感を出し、上品で上質なブランドにしたい」と話した。