ファッション
特集 ミラノ・コレクション2025-26年秋冬

【スナップ】「プラダ」ガールは“ミスマッチ”で個性を発揮 レトロもフェミニンも自由自在

プラダ(PRADA)」2025-26年秋冬コレクションのショー来場者は、同ブランドが提案する、時代もテイストも異なるアイテムを掛け合わせ、感性のままに楽しむ“ミスマッチ“なスタイリングで自己表現した。

ボトムスは、ミドル丈のスクールガール風のプリーツスカートやマイクロ丈のコンパクトなスカート、ビジューが敷き詰められた装飾的なスカートなど、スカートに多くの支持が集まった。合わせるベルトは、使い古した風合いのレザーにシルバーメタルの装飾が施されたタイプで、昨今のコレクションで存在感を放つピースでもある。バッグも、ベルトモチーフがあしらわれた、“バックル(Buckle)“が人気だった。スニーカーはほとんど見られず、ポインテッドトーのパンプスやスリングバックで、足元からフェミニニティーを醸し出す。1950〜60年代風のレトロなシルエットやアイテムを軸にしながら、ヒーローのキャラクターを連想させる色の組み合わせをカラータイツで取り入れたり、宇宙人風のユニークな形状のサングラスでアクセントを利かせたりと、一貫性のない組み合わせが特徴だ。同ブランドが重きを置く、個々の感性に委ねた無秩序な装いに、“人間らしさ“が表現されていた。

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