
「ヴェルサーチェ(VERSACE)」は、ドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)がチーフ・ブランド・アンバサダーに就き、クリエイションはダリオ・ヴィターレ(Dario Vitale)がチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任すると発表した。2人は4月1日、それぞれの職務に就く。ドナテラはブランドの慈善事業などを担当する予定だ。
ダリオは直近まで「ミュウミュウ(MIU MIU)」のデザイン・ディレクターを務めていた。
「ヴェルサーチェ」を擁するカプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS)のジョン・アイドル(John Idol)会長兼最高経営責任者は、「1997年以降、ドナテラはクリエイティブなビジョンでブランドを導き、カプリのグローバルな成功に貢献してくれた。今後も重要な役割を担い続けるだろう。一方、ダリオの参画がさらなる成功をもたらすことも信じている」とコメント。
ドナテラは、「次世代のデザイナーを讃えることが重要。ダリオの参画にワクワクしている。30年間私を支えてくれたデザインチームや関係者にも感謝したい。兄ジャンニ(Gianni)の伝説を継承できたことを心から誇りに思っている。今後もアンバサダーとして、『ヴェルサーチェ』最大の支援者であり続けたい」と話した。
ダリオは、「パワフルなブランドに参画できて光栄に思う。私のビジョンや知識で、今後の成長に貢献したい」と話した。