28回目を迎えたファッションの合同展示会「ルームス(rooms)」(アッシュ・ペー・フランス運営)が18日に開幕した。国立代々木競技場第一体育館を会場に20日まで行なわれる。今回は、約500ブランドを集積し、改めてウィメンズ&メンズウエアを強化。同展で定評のあるアクセサリー類の展示に加え、モード系のウエアブランドが増加している。
若手クリエイターが出展する"イエローエリア"では、ジャンプスーツを軸に色彩豊かなウエアを提案する「ロメイ(ROMEI)」や、ライオンをモチーフにした力強いアクセサリーを製作する「アーバンサファリ(URBAN SAFARI)」など、独自性のあるアイテムが並ぶ。また、東京コレクションでショーを行なった経験がある「シロマ(SHIROMA)」が初参加。グラフィックを駆使したコレクションが特徴で、アシンメトリーなドレスや異素材のレイヤードスタイルを打ち出した。クリエイターの展示内容に加え、全体テーマで"おもてなし"の精神を表現。ヴィジュアルのモチーフは「おしぼり」で、日本人特有のホスピタリティや清潔さを象徴するものとして採用している。