「コスメデコルテ(DECORTE)」は3月15日から4月13日まで、ブランドを代表する美容液“リポソーム アドバンスト リペアセラム”と広告に起用した大谷翔平選手の世界観が楽しめるポップアップショップを原宿の「BAKERY CAFE 426 OMOTESANDO」で開催する。
2階建ての店舗の外観は“リポソーム アドバンスト リペアセラム”内に配合するカプセルをイメージしてデザインし、紫のカラーと大谷選手の広告ビジュアルを全面的に打ち出した。
1階では、対象の製品を購入した来場者が回すことができるリポソームカプセル型のルーレットを設置し、番号に応じてサンプルをプレゼント。刻印サービスも提供する。
階段脇には、製品への理解を深めてもらうため、リポソーム技術の研究をスタートした1984年から歴史を振り返ることができるパネルを設置した。
2階には、製品の特徴の掲示とともにタッチアップスペースを用意。クイズに正解すると回すことができるカプセルトイなど、製品理解を促進するコンテンツをそろえた。
また、スクリーンには、大谷選手を起用して新しく撮り下ろしたテレビCMとそのビハインドシーン、インタビュー動画を放映。QRコードを読み込むと大谷選手と一緒に記念撮影をしているかのような疑似体験ができるARフォトスポットも設置した。
“大谷効果”は年々上昇
「製品への理解につなげていきたい」
昨年も同様に3月中旬から1カ月間、ポップアップショップを開催し、2万人を超える来場者が訪れた。売り上げも想定を超え、「売り上げ規模が大きい百貨店の店舗と同じくらい」(「コスメデコルテ」事業部の井口史生グループマネージャー兼販売戦略一課課長)に達したという。
今年も去年と同等の成果を期待しつつ、今年は「ただ売り上げ数値を追うのではなく、製品理解を深めるものとしたい」と井口グループマネージャーは話す。
「通常は店頭で顧客と接点を持つが、こういったポップアップでは年代を超えて多くの方と接点を持つことができる。普段手に取ったことがない方や訪日客にも手に取ってもらえる機会となることを期待する」(井口グループマネージャー)。
「コスメデコルテ」が大谷選手を広告に起用してから今年で3年目。初めて起用した23年度も大きな反響を獲得したが、24年度はそれを超える実績を上げることができたという。井口グループマネージャーは「継続による顧客への認知や浸透が図れた結果」と分析しており、「今年も継続することで浸透を図ってくとともに、製品自体の理解の促進を目指す」と続けた。
3月16日から、東京・表参道の神宮橋から表参道交差点で展開する大谷選手を起用した街路灯フラッグ広告も実施。そのほか大谷選手とのコラボキャンペーンの実施や全国14カ所の百貨店でイベント開催も予定している。