強さの表現の一つとして、自立したワーキングウーマンを描くコーポレート・シックなスタイルも多出した。象徴的なのは、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」などが提案した1980年代を想起させるパワーショルダーのテーラリング。ペンシルスカートや絞ったウエストで、マスキュリンとフェミニンの対比を表現するアプローチも引き続き多い。(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月24日号からの抜粋です)
「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」
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仕事もプライベートも全力投球
モダンなオフィスを舞台に、仕事もプライベートも全力で楽しむ“レディーボス”のようなビジネスウーマンの姿を描いた。スーツやコートなどのテーラリングからチャンキーなニットやミニドレスまで、デザインを特徴づけるのは1980年代をほうふつとさせる大胆なパワーショルダー。そこにレースやドレープ、ブラカップ、絞ったウエストで官能性とフェミニニティーを加えている。エキゾチックスキンに代わる素材やスネークプリントも多用。
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