伊勢丹新宿店は1月13日、クリアランスセールを開始した。朝7時頃から店舗の前に買い物客の列ができ始めた。冷え込む中、店舗スタッフが行列客にカイロを配る姿も見られた。開店直前の正面玄関前には店舗を囲むように行列が伸びた。そのため通常の開店時間の10時30分を、前倒して10時15分に開店した。同店によると、開店時の行列は昨年同様の7300人となった。昨日からの急激な冷え込みも購買欲を押し上げたようだ。横浜から来た20代の女性は「行こうかやめようか迷ったけど、寒くなったので、やはりコートがもう一着欲しくなった」と話した。
3階の婦人服売り場は、買い物袋を手にする客でごった返した。特に「サカイ(SACAI)」のインショップが人気で、20代から30代の女性を中心に、インショップに入るための行列が作られた。また自主編集売り場「ReStyle(リ・スタイル)」も人気を集めた。「ハイク(HYKE)」「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」「ヨーコチャン(YOKO CHAN)」の3ブランドのセール特設コーナーには、50人ほどの入場待ちの列ができた。