「ロアリブ(ROALIV)」は、オーガニック米のパワーを取り入れた新エイジングケアシリーズ“ジェネラス”を発売する。4月24日に拭き取り用先行乳液(150mL、5500円)、化粧水(200mL、5500円)、クリーム(50g、7150円)の3品が登場する。
“GE コンストラクトリファイナー”(150mL、5500円)は拭き取り用の先行乳液で、角質ケアをかなえてハリのある艶肌に導く。コットンに2プッシュほど出し拭き取ることで、硬くなった肌を柔らかくときほぐし、次に使用するスキンケアアイテムの浸透をサポートする。“GE アドバンテージハイドレーター”(200mL、5500円)は、潤い保持を助けるヒト型セラミド3種を配合した化粧水。しっとりとした濃密なテクスチャーながらも、肌にすっとなじむ使用感が特徴だ。“GE アドバンテージコンク”(50g、7150円)は、リッチな使用感の朝夜兼用のフェイスクリームで、エイジングケアに大切な潤い保持成分をぜいたくに取り入れ、ハリ不足などにアプローチする。
香りは、使うたびに深呼吸したくなるようなグリーンフローラルムスク“コンフォートセンツ”の香りを採用した。
岩手県一関市で出合った
「オーガニックコメヌカ水」と「コメ発酵液」
構想から3年を経て完成した“ジェネラス”シリーズ。吹附由里子(たづき・ゆりこ)「ロアリブ」ブランドプロデューサーは開発にあたり核となる素材探しからスタート。辿り着いたのは岩手県一関市だった。
有機米農家・小島幸喜さんのオーガニック米から蒸留&抽出した「オーガニックコメヌカ水」と、創業108年の歴史を持つ磐乃井酒造の杜氏・佐藤竜矢さんが作る「コメ発酵液」に出合い、これらをシリーズ共通の化粧品原料として配合した。吹附ブランドプロデューサーも実際一関市に出向き、小島さん指導のもと、オーガニック米の田植えや稲刈りを体験。こういった取り組みを通じて生産者の思いを受け取り、製品化に挑んだそう。
“ジェネラス”シリーズは、化粧品製造において欠かせない水をこの「オーガニックコメヌカ水」に置き換えて処方を組んだ。コメヌカは、バリア機能の向上やターンオーバーの促進などをサポートする役割を果たすため、さまざまな悩みを抱える大人肌に広くアプローチする。
ほかにも自社オリジナル原料のハナマスエキスや、ブランドのキー成分である北海道のアカシアハチミツなどの9種の共通成分を配合し、確かな“効果実感”を目指した。
パッケージは重厚感のあるマットなグレーブラックで勝負
「ロアリブ」はこれまで白を基調としたパッケージが特徴だったが、今回のシリーズは一味違う。「『ロアリブ』は元々、『ハニーロア』というブランド名であり、2024年11月にジェンダーレスなビューティブランドとしてリブランディングした。今回はそんなブランドコンセプトを象徴するような、男性も気軽に手に取ってもらえるマットなグレーブラックカラーを採用した。重厚感のある装いながらも、手になじむ質感に仕上げた」と、吹附ブランドプロデューサー。容器にバイオマスプラスチックを一部使用し、サステナブルも意識している。
今後もスキンケアカテゴリーに注力し、“ジェネラス”シリーズの製品ラインアップ拡充はもちろんのこと、新シリーズの開発も検討しているという。