「ポール・スチュアート(Paul Stuart)」は14日夜、ブランド創業75周年を記念したパーティを港区の綱町三井倶楽部で開催した。
今秋から日本でも発売されたアッパーライン「フィニアス・コール」をフロアショーで紹介するとともに、会場ではブランドの歴史を紹介する展示や音楽ライブ、景品が当たるカジノゲームなど趣向を凝らした催しが行なわれ、三百数十名の来場客を楽しませた。
米ポール・スチュアート社は昨年12月に三井物産が買収し、グローバル戦略に乗り出した。創業者ラルフ・オストロフの孫であるマイケル・オストロフ社長は「(三井物産の傘下に入ったことで)将来の安定的な成長が担保された。我々の強みである75年の歴史に基づくオペレーションの質を維持しつつ、新しい成長に力を振り向けることができるようになった」と話した。日本では旗艦店である表参道店の改装や主要都市への路面店出店、米国での多店舗化、アジア主要都市への進出などに打って出る。
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