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注目のミュージシャン、ファビアナ・パラディーノが語る「音楽ルーツ」から「ファッションのこだわり」まで

INDEX
  • デビューアルバムにみる音楽的影響
  • ジェイ・ポールとの協業
  • MV、アートワークについて
  • ファッションのこだわり
  • 坂本龍一の大ファン
  • デビュー・アルバム「Fabiana Palladino」

伝説的ベーシストのピノ・パラディーノを父にもち、兄はイギリスのジャズ・シーンで活躍するロッコ・パラディーノという、音楽一家に育ったファビアナ・パラディーノ(Fabiana Palladino)。彼女が昨年発表したデビュー・アルバム「Fabiana Palladino」は、そんな出自もうなずかせる、タイムレスで洗練された魅力にあふれる作品だった。

幼い頃から彼女が親しんだ1980〜90年代のR&Bやソウル・ミュージックのエッセンスを現代に甦らせ、なめらかなグルーブと情感豊かなメロディーが織りなす奥深いサウンド。そして、アコースティックな楽器と交差するシンセサイザーの鋭いエレクトロニックの響きが、ソングライターであり「プロデューサー」としての彼女の革新性を強く印象づける。SBTRKT(サブトラクト)やサンファ(Sampha)らのセッション・ミュージシャンを務める中で身につけた生演奏のダイナミズムと、共同で制作を手掛けたジェイ・ポール(Jai Paul)との化学反応がもたらした直感的な音づくりのアプローチ。そうしてクラシックなスタイルに新たな息吹が吹き込まれ、枠を超えた自由な創造性が「Fabiana Palladino」には結実している。

コロナ禍の孤独とノスタルジーの中で生まれた「Fabiana Palladino」の楽曲たち。そこには、音楽が持つストーリーテリングの力が、彼女の手によって鮮やかに描き出される瞬間が捉えられている。アルバムのアートワークは、そんな内省的な心情を映し出す鏡であり、自身も制作に携わったミュージック・ビデオは、彼女のクリエイティブな冒険心が癒しへと昇華されるプロセスに視覚的な深みを与えている。そのサウンドや、ファッションも含めたビジュアル表現によって形づくられた彼女の独自のスタイルについて、今年1月に行われた来日公演2日目のステージ前に話を聞いた。

デビューアルバムにみる音楽的影響

——デビューアルバム「Fabiana Palladino」で、1980年代や90年代のR&B、ソウル・ミュージックのエッセンスを取り入れた音楽をつくろうとしたのはどうしてだったのでしょうか。

ファビアナ・パラディーノ(以下、ファビアナ):このアルバムをつくっているとき、子どものころに聴いていた音楽をよく思い出していたんです。特に、成長期から10代、20代にかけて夢中だったソウル・ミュージックやR&Bについて。ああいう音楽はずっと私の身近にあって、いつか自分でもそんな音楽をつくりたいって思っていました。だから私にとってはすごく自然な流れだったし、こういうサウンドこそが私が表現したい音楽そのものだったんです。

——他のインタビューではジャネット・ジャクソンや80年代にジャム&ルイスが手がけた作品からの影響について話されていましたが、例えば、その大好きだったR&Bやソウル・ミュージックの中にはシャーデー(Sade)も入っていたりしますか。

ファビアナ:シャーデーは大好きです。ただ、ちゃんと聴くようになったのはここ2、3年です。彼女の音楽はもちろん、その雰囲気やルックス、そしてミュージシャンとしてのエネルギーにとても惹かれます。彼女からはたくさんの刺激やインスピレーションをもらっているし、私にとって間違いなく大きな存在ですね。

——デビュー・アルバムの「Fabiana Palladino」ではさまざまなアコースティック楽器と並んで、シンセサイザーが効果的に使われているのが印象的です。いわゆるエレクトロニック・ミュージックと呼ばれる音楽とはどのように接してこられたのか、興味があります。

ファビアナ:私はエレクトロニック・ミュージックをそれほどたくさん聴いてきたわけではないけれど、好きなアーティストの中にはエレクトロニック・サウンドを取り入れて“遊んでいた”時期がある人がいます。その代表格がプリンスで、彼は80年代にドラムマシンやシンセサイザーを活用していました。ただ、私がそうした音楽に興味を持つようになったのは、実際に自分で音楽をつくり始めてからで、一緒に仕事をしたアーティストたちからの影響が大きいと思います。

例えばSBTRKTはその一人です。前(2014年)に彼のバンド・メンバーとして「フジロック」に出演したことがあるのですが、その経験を通じて、エレクトロニック・ミュージックへのアプローチの仕方や、ソングライティングと融合させる方法を学びました。さらに、サンファのようなアーティストをフィーチャリングする現場——特にアルバム「Wonder Where We Land」(14年)の制作過程――を間近で見ることで、多くのインスピレーションをもらいました。なので、SBTRKTからは間違いなく大きな影響を受けていますね。

——SBTRKTと制作を共にした中で特に印象的だったことはなんですか。

ファビアナ:彼のライブをつくり上げるアプローチやショーの構成は、本当に刺激的で独特なものでした。というのも、彼の音楽ではたくさんのことが“起こっている”からです。たくさんのドラム、たくさんのシンセ、たくさんのボーカルが織り交ざり、それらをまとめてライブで表現する方法を見つけるのはものすごく複雑な作業でした。でも、彼はそれを驚くほど見事にやってのけた。それも全て生演奏で。バックトラックに頼ることなく、全てのシンセがライブで演奏されていて、とても難易度が高い。成功させるまでには何度も試行錯誤が必要でしたが、彼が最終的につくり上げたものは本当にエキサイティングで、斬新で、大きな影響力があったと思います。

ジェイ・ポールとの協業

——ちなみに、ファビアナさんはクラブに行ったりしますか。

ファビアナ:ノー(笑)。めったに行かないですね。

——今作であなたと共同プロデューサーを務めているジェイ・ポールといえば、アンダーグラウンドなクラブ/エレクトロニック・ミュージックのイメージがありますが、彼とはどのようにして出会ったのでしょうか。

ファビアナ:出会ったのはクラブとは全く関係ない場所でした(笑)。彼からメールが届いたんです。私は彼のことを知らなかったし、共通の友人もいなかったのですが、彼はSoundCloudで私の音楽を聴いたことがあったそうで。彼が制作中の音楽でボーカルを探しているという話を聞いて、なんとなく会うことになったんです。そのころ、彼は次に何をしようか考えていた時期で、兄(A. K.ポール)と一緒にレーベル(「Paul Institute」)を立ち上げることを決めたばかりでした。それで、一緒に仕事をするアーティストを探していて。だから、私にとっては全てが絶妙なタイミングで重なった瞬間だったんです。

私は彼の音楽の大ファンで、彼を通じてアンダーグラウンドな音楽からも影響を受けているのを感じます。彼の音楽はとても折衷的ですが、その中に“ソングライター”としての要素がしっかりあって、単なるアンダーグラウンドにとどまらない音楽性も持ち合わせている。そこが彼の音楽の好きなところだし、私にとって刺激的なんです。

——実際に彼と一緒に作業してみてどうでしたか。

ファビアナ:ジェイってとても本能的な人です。私が彼と一緒にやり始めたころには、すでにほとんどの曲を自分で書いてて、6、7割くらいは自分でプロデュースしてたんです。それで彼に曲を聴かせたら、すぐにドラムマシンをいじり始めたり、ギターを弾いたり、いろんな楽器を次々と演奏しだして。彼って直感でどんどん音を重ねていくタイプなんです。だから私たちの間では特に話し合う必要もなく、自然と何か面白いものが生まれてくる感じでした。

彼のアイデアって、いつも私の音楽を引き上げてくれるんです。彼は私とは違ったアンダーグラウンドなエレクトロニック・ミュージックのアプローチを持っていて、私よりずっと実験的です。私はどちらかというとクラシックなスタイルだから、彼みたいな人と一緒にやることで、すごくいい化学反応が起きてるし、うまくハマってる気がします。

——ちなみに、ジェイ・ポールは素性がミステリアスな印象が強いですが、彼の人となりが分かるようなエピソードはありますか。

ファビアナ:たくさんありますよ(笑)。ジェイはとても愉快で、ユーモアのある人です。彼の音楽には独特な……なんというか、イギリス的なユーモアが詰まっていて。例えば「ハリー・ポッター」のサンプルを使ったり、挑発的で不遜な雰囲気があるんです。だから、一緒に仕事をしていて本当に楽しい。彼は気取らない人で、尊大な態度を取らない。何でも試してみるし、くだらないことだってやってみる。彼にとって音楽はとても大切なものだけど、いつも真面目にやっているわけじゃない。だからこそ、彼の音楽には遊び心が感じられて軽快なんだと思います。

MV、アートワークについて

——アルバム収録曲の「I Can't Dream Anymore」のMVでは、ファビアナさんが「コンセプター」としてクレジットされています。海や船上のシーンと、船内やベッドルームのシーンとの対比がとても印象的ですが、制作の背景について教えてください。

ファビアナ:その曲をつくったのはロックダウン中で、隔離された状態で1人、夜遅くまで作業していました。その時に、ラジオで「Shipping Forecast(船舶気象予報)」を聴いていたんです。昔から続いている番組で、船乗りやボートを持つ人たちに向けて海の情報を放送しているものなんですけど、あの時の私はそれを聴くことが心の癒しになっていて。実は私以外にも、深夜にリラックスするために聴いている人が結構いたみたいなんです。

それで、母がその放送を曲に入れるアイデアを思いついたんです。そして、そのことを母に話したら「船の上でビデオを撮るべきよ」って言われて。すると母は「Radio Caroline」のことを教えてくれました。それは60年代にあったイギリスの伝説的なラジオ局で、海賊ラジオの元祖だったそうです。そこから少し調べてみて、レーベルの人にそのアイデアを話したところ、(ラジオ局が置かれていた)当時の船がまだ一つ残っているのを探し出してくれて、そこで撮影できることになったんです。とても楽しくてエキサイティングな経験でした。視覚的にも曲の世界を表現できた素晴らしい作品になったと思います。

——ビデオでのファビアナさんはとても自然体に見えましたが、実際はどうでしたか。

ファビアナ:いや、とても不自然だったと思います(笑)。そうならざるを得なかったというか、経験がないことだったので難しかったですね。でも、演技の楽しさを味わうためにベストを尽くしました(笑)。

——音楽一家で育ったファビアナさんですが、音楽以外で自分を形づくったアート、映画や小説でも何かあったら教えてください。

ファビアナ:音楽ほどではないけれど、視覚的な要素は間違いなく私にとって重要なものです。例えば、「Paul Institute」からリリースされた最初の3枚のシングルはSFの影響を受けていて、それは彼ら(ジェイとA. K.ポール)との共通の趣味でもあります。私はずっとSFやファンタジーが大好きで、そうした作品に登場する、ちょっと過激で独特なビジュアルに惹かれていたんです。その影響がアルバムに直接的に反映されているわけではないけれど、シンセサイザーを使ってそうした世界観を音でつくり出そうとしたり、間接的な形で反映されている部分はあると思います。

——ちなみに、どんなファンタジーやSF作品が好きなんですか。

ファビアナ:エイリアン・シリーズが大好きなんです。特に「エイリアン」と「エイリアン2」にはとても影響を受けました。他にも好きな作品があって、ここ数年で観た中では、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「メッセージ」や「DUNE/デューン 砂の惑星」が特に印象に残っています。とても衝撃を受けた作品ですね。

——デビュー・アルバムはアートワークもとても印象的です。ベルリン時代のデヴィッド・ボウイや、グレイス・ジョーンズの作品も連想させる、無機質さとセンシュアルな魅力を併せ持ったイメージに惹かれます。

ファビアナ:(アートワークでは)曲の雰囲気や、アルバムをつくっていた当時の気持ちを表現したかったんです。その時期は、COVID-19の影響でかなり孤立していて、それ以外にも個人的な理由があって、内省したり過去を振り返ったりする時間でもありました。だから、アルバムのサウンドを反映したものにしたかったし、ノスタルジックな感じを取り入れながらもモダンな雰囲気を残して、その2つを融合させるようなアプローチを目指したんです。

それで、“孤独な人物像”について考え始めたとき、すぐにフィルム・ノワールや1940年代のミステリアスな深夜の街の映像が頭に浮かびました。それが最初のコンセプトだったんです。そして、グレイス・ジョーンズやデヴィッド・ボウイは間違いなく私のイメージボードにありました。彼らはロールモデルのような存在で、特にボウイの「ロウ(Low)」のような雰囲気は意識していました。とても印象的で大胆でありながら、どこかミステリアスなものにしたかったんです。

ファッションのこだわり

——アートワークと同様に、アーティスト写真やステージでの「ファッション」も、音楽や作品の世界観を形づくる大事な要素ですよね。その辺り、どんなこだわりがありますか?

ファビアナ:ステージで何を着るかは、今も試行錯誤しているところです。自分らしさを保ちつつ、より洗練された、進化した自分を見せたい。でも、コスチュームっぽくなるのは嫌なんです。私はファッションが大好きだから、ファッションとコスチュームをうまくミックスさせたいと思っていて、そういうことをよく考えています。どうやったらうまくまとめられるか、ずっと模索してますね。ただ、快適さも大事で。暑すぎたり寒すぎたりするのはダメで、そのバランスを取るのが難しい。だから、いろんなアーティストを参考にしてきてて、例えばPJハーヴェイはとても素晴らしいと思う。彼女のスタイルは本当にユニークで、ファッションとコスチュームが見事にミックスされている。特に90年代の彼女のスタイルが大好きで、過去にやってきたことや今やっていることにもすごく惹かれます。

——ファビアナさんというと、スーツ姿の印象が強くあります。

ファビアナ:そう、そこについては、ある意味でジェンダーに関係しているんです。私は、すごく女性的でも、すごく男性的でもなくて、ちょうどその中間なんです。アンドロジニー(両性具有)のような感覚にずっと共感してきました。時にはおてんば娘のようになりたいと思うこともあれば、フェミニンでいたい時もある。その2つをミックスするのが好きなんです。スーツは男性的な象徴でありながら、ビジュアル的にも力強くて、ステージ映えする。ステージに立つと、パワフルで強い自分を感じることができる。それが(スーツを着る)理由ですね。

——アンドロジニーという話は、先ほど名前をあげたボウイやグレイス・ジョーンズともつながるところですね。

ファビアナ:そうですね。2人ともインスピレーションを与えてくれるアーティストです。特にボウイは私にとって大きな存在です。

——音楽的な部分でもボウイから受けた影響は大きいですか。

ファビアナ:そうですね。彼は私が13歳か14歳のころからずっと大好きなアーティストの1人だったんですが、この半年くらい、彼のライブ映像を見たり、インタビューや晩年の作品をたくさんチェックして、改めてハマってしまいました。ずっと好きだったのに、今まで聴いたことのない曲や知らなかった一面もたくさんあって、知るたびに本当にすごいなって。これまで以上に彼を深く知ることができて貴重な経験になっているし、インスパイアされてますね。

——ちなみに、オフのファッションのこだわり、最近買ったお気に入りのワードローブを教えてください。

ファビアナ:昨夜のステージでも着た「ガニー(GANNI)」のジャケットを買いました。「ガニー」は好きなブランドで、このジャケットはシンプルで着心地が良くて気に入っています。あと、「ディーゼル(DIESEL)」のブルーのベルベットパンツもお気に入りです。それから靴は……そう、「アディダス(ADIDAS)」のテコンドーシューズ。これが大好きなんです。「アディダス」とかスポーツウエアが好きで、「Paul Institute」のスタイルにも通じる雰囲気があるんです。着心地が良くて生地もいいものが好きで、年齢を重ねるにつれて品質にもこだわるようになりました。だから、少しずつ質の良いブランドのものを集めたいなって思っています(笑)。

坂本龍一の大ファン

——ところで、ファビアナさんにとって「日本の音楽」というとどんなイメージをお持ちですか。「日本」から連想する音楽は?

ファビアナ:坂本龍一さんの大ファンなんです。昨夜のセットでは、彼の「Rain」を少しだけ演奏しました。他に好きなアーティストだと、小さいころから聴いて育った阿川泰子さん。それから、私の友人の何人かが(宇多田)ヒカルさんのツアーで彼女のバンドに参加しているので、最近は彼女の音楽もチェックしています。

——坂本龍一の音楽とはどのように出会ったんですか。

ファビアナ:きっかけは父なんです。父は90年代に坂本龍一さんの「Heartbeat」というアルバムでベースを弾いていて。ミュージシャンの友人たちも坂本龍一さんにすごく影響を受けていて、それで私も改めて彼のことを知るきっかけになりました。昨年公開された坂本龍一さんの最後のパフォーマンスを記録した映画「Ryuichi Sakamoto | Opus」も観に行きました。本当に素晴らしい映画でした。

——最後に、デビュー・アルバムをセルフタイトルにした理由について改めて教えてください。

ファビアナ:そう……タイトルを決めるのは本当に難しかったですね。いくつか他の候補も考えたんですが、どれもしっくりこなくて、結局セルフ・タイトルに落ち着きました。でも、これが私の初めてのアルバムにふさわしい気がしたんです。完成するまでにとても時間がかかったし、すごく個人的で内省的な作品になったから。なので、自分の名前をつけることに意味があるって思ったんです。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA

デビュー・アルバム「Fabiana Palladino」

■ Fabiana Palladino
release: 2024年4月5日
TRACKLISTING:
01. Closer
02. Can You Look In The Mirror?
03. I Can’t Dream Anymore
04. Give Me A Sign
05. I Care
06. Stay With Me Through The Night
07. Shoulda
08. Deeper
09. In The Fire
10. Forever
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13882

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