日本初となるラグジュアリーブランドの切手が発売になった。これは、「グッチ(GUCCI)」が11月16日から24日まで東京丸の内KITTE(キッテ)で開催中の展覧会「ICONS OF HERITAGE 受け継がれるアイコン」展の会場で販売しているもの。「グッチ」のロゴが入った80円のチャリティ切手を10枚セット(3150円)で限定発売する。ブランドアイコンの切手が一般販売されるのはラグジュアリーブランドでは日本初の試みとなる。
売上は全額、東日本大震災で被災した子供たちの教育支援のため「ユネスコ協会就学支援奨学金—グッチ奨学生」寄付される。また、イベント限定アイテムとして「グッチ」を象徴するアイコンがプリントされたレターセット(6300円)も限定販売する。
「グッチ」は、東日本大震災により経済的な理由から就学が困難となった子どもたちの支援活動を継続している。2011年から毎年チャリティアイテムを販売し、売り上げを全額寄付している。また、2012年5月には、人間国宝で歌舞伎役者である中村吉右衛門との共同開催による「A Night to Support Children in Tohoku」を東京で開催し、一夜で約4000万円の寄付を集めて全額を「東日本大震災子ども支援 ユネスコ協会就学支援奨学金」寄付。2012年からは福島県南相馬市に住む現高校一年生55人に対して3年間の奨学金支援を行なっている。