ファッション

【パリコレ】「ジャンポール・ゴルチエ」で80年代ディスコフィーバーがよみがえる

 「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」のショーが行なわれたのはパリ5区にある劇場「パラダイス・ラテン」。ピンク色のインビテーションには「レッツ・ダンス・ウィズ・ザ・スターズ」「サタデー・ナイト・フィーバー」と書かれ、ショー自体も土曜日の夜に開催された。舞台上には3人の審査員席が設けられ、ダンスを披露したり、ランウェイを歩くモデルたちに、英語やフランス語、中国語にスペイン語などさまざまな言語で「合格」「また来てね」という意味のペーパーを掲げ判定するという設定。もちろん日本語もある。

 コレクション自体はボディコンシャスで体にフィットするレザードレスやジャケット、ベアトップのジャケットなど、80年代のディスコフィーバーを思い起こさせるスタイルが続々。ボリューム感のあるベージュのプリーツスカート、透け感のあるレースのクロップドトップ、見せブラ、シャイニー素材を使ったペンシルスカートと、トレンドも押さえている。しかし、ディスコの演出はトレンドうんぬんという領域を超えていた。

 ランウェイ上ではダンサーだけでなく、実際のモデルもダンスを踊りながら登場。徐々に会場も手拍子を合わせて一緒になってショーを盛り上げる。最後にはジャンポール・ゴルチエがダンサーとともに登場。挨拶ではなく、ランウェイをダンサーと一緒に踊って去っていく、というおまけつき。コレクションサーキット終盤で疲れが見えているファッション業界者を、大いに元気づけるショーとなった。

ジャンポール・ゴルチエ 2014年春夏パリコレクション 全ルック

2014年春夏パリコレクション 関連記事一覧

JEAN PAUL GAULTIER x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

恒例の25年春夏トレンドブック 125ブランド・470枚の写真を収録した「常に手元に置いておきたい一冊」

11月11日発売の「WWDJAPAN」は、2025年春夏のパリ、ミラノ、ニューヨーク、そしてロンドン・コレクションの全てを詰め込んだトレンドブックです。今回掲載したのは、125ブランド・470枚の写真!キーワード(ムード)やアイテム、素材、色柄、ディテール、そしてバッグ&シューズのトレンドを分析し、余すことなくお伝えします。企画担当者はもちろん、最新トレンドをいち早くキャッチしたいマーケティング担…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。