徳間書店は12月25日、ティーンファッション誌「ラブベリー(LOVE berry)」をリニューアル復刊する。同誌は、2001年に月刊の中学生向けビューティー&ファッション誌として創刊し、12年3月号をもって休刊していた。新生「ラブベリー」の編集長を務めるのは、工藤剛士スターワークス社長。ギャル雑誌「ハニーガール(HONEY girl)」(09年1月号で休刊)や通販雑誌の「リュリュ(RyuRyu)」、「セシルマクビー(CECIL McBEE)」のムック本などで編集長を歴任した。モデルには、AKB48グループや乃木坂46、私立恵比寿中学、原宿駅前パーティーズなど現役アイドル約30人を含む53人を起用し、11〜17歳の女子学生をターゲットにした季刊誌として生まれ変わる。登場するのは、AKB48の向井地美音や佐藤七海をはじめ、HKT48の矢吹奈子、田中美久、乃木坂46の星野みなみ、渡辺みり愛ら。復刊第1号の表紙はかつて「ラブベリー」の愛読者だったAKB48の島崎遥香が飾る。サイズはB5版で、価格は352円(税抜き)。
工藤編集長は、復刊の狙いについて、「アイドルが一般化した現在、『ラブベリー』の読者層にとって、アイドルがモデルと同じ"憧れの女の子"の存在だと考えている。ティーン世代の新しい教科書になるような雑誌を作りたいと思い立ち、今年6月頃に本格的に復刊への準備をスタートした」と話す。