パフォーマーのEXILE NAOTOがクリエイティブ・ディレクターを務めるメンズファッションブランド「セブン(SEVEN)」が2シーズン目のコレクションを発表した。昨年11月に発表したデビューコレクションに続いて7体のルックをベースにするが、2シーズン目では型数を大幅に増やした。ルックに使用するメインコレクションの他、アメリカで生産する"メード・イン・USA"ライン、豊富な着丈やシルエットでレイヤードスタイルを提案する無地のカットソーシリーズなどがそろう。また前回に続きNIGOとコラボレーションした「ヒューマン メイド フォー セブン(HUMAN MADER FOR SEVEN)」のウエアに加え、「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」の三原康裕デザイナーとコラボした「セブン バイ ミハラヤスヒロ(SEVEN BY MIHARAYASUHIRO)」のシューズもお披露目した。
2シーズン目のベースとなる7体のルックは、ビッグシルエットが特徴だ。ドロップショルダーのムートンコートやパーカに加え、パンツもワイドな"ごん太"を提案する。「前回はビッグシルエットのトップスにスリムなパンツを組み合わせていたが、今はパンツも"ごん太"なものにチャレンジしたい気分。ダンサー視点で見ても、"ごん太"パンツの方が踊りやすいし、ダンスも上手く見える。『セブン』のアイテムは、日々の生活で自分が求めているものが凝縮されているから、実際に着用した状態で急にダンスバトルを挑まれても踊れるはず(笑)」とNAOTO。三原デザイナーとのコラボレーションについては「高校生の頃から『ミハラヤスヒロ』のシューズを履いていた。特に好きなマウンテンブーツは同じものを10足持っている。心から尊敬するデザイナーさんのシューズに、自分のワガママをプラスさせてもらった」と語る。ブーツはキャンバス素材がベースのタイプとネオプレーンがベースの2型で、快適性を追求したインソールを搭載する。
デビューコレクションの売り上げが好調で、今後は卸先も積極的に広げていく予定だが、年1回のコレクション発表のペースは変わらないという。「パフォーマーとしてはもちろん、服作りも全力でやっている。移動中でもデザインのアイデアを思いついたらすぐメモをして『セブン』のチーム共有しているほど。自分なりに追われすぎない自然なペースで、年1回のコレクションを続けていきたい」。
【関連ルック】「セブン」2015-16年秋冬東京・コレクション
【関連スナップ】ローラやEXILE TRIBEがNAOTOの新ブランド発表をお祝い