阪急うめだ本店で10月17日から18日まで、「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト2015」が開催中だ。4回目となる今年は日程を2日間に延長。"FUN FASHION(ファン ファッション)"をテーマに、本店と阪急メンズ大阪の2館を横断し、今年もイベントを盛り上げる様々なスペシャルコンテンツを用意した。ブランドのオリジナルノベルティや限定アイテムも豊富にそろう。初日はモデルの佐田真由美が自身のジュエリーブランド「エナソルーナ」の売り場に登場しファンが殺到した他、阪急メンズ大阪では人気ブランドのフロアファッションショー、DJトーフビーツのパフォーマンスに大勢の来場者が詰めかけた。
14時に9階祝祭広場でオープニング・セレモニーが行われ、約2000人を収容できる会場は満員状態になり熱気に包まれた。幕開けは、先月の東京と同じくシシド・カフカによるパワフルなライブパフォーマンス。サポーティングゲストの森星と秋元梢、前日に「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京」で「プチバトー」とのカプセルコレクションを披露したばかりの仏人デザイナー、ジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャックらが駆けつけ、渡辺三津子「ヴォーグ ジャパン」編集長とともに登壇した。
初日のハイライトは、カステルバジャックによるライブペインティングだ。「アイム "オオサカ"ステルバジャック!」と自らを名乗るなどチャーミングな一面をのぞかせ、陽気なダンスを交えながらユーモアたっぷりのペインティングを披露。描いたイラストに日本の「プチバトー」スタッフが「愛」「希望」「幸せ」といった文字を加え、ハッピーなアートが完成すると、そのままカプセルコレクションのランウエイショーへと移行した。
各階ではコトコト ステージを中心に来場者が溢れ、イベントを楽しむ姿やたくさんのショッピングバッグを抱える買い物客の姿が目立った。会期延長について、荒木直也・阪急阪神百貨店社長は「東京に比べ客層が広く、一つの館で開催することによって統一のとれたプロモーションを行うことができるのが強み。その結果ストーリーがわかりやすくなり、イベント集客だけでなく購買にもつながっている」と手応えを語った。
18日はモデルのケリーや高橋ユウが登場する他、押尾コータローのライブなどを予定している。