京都服飾文化研究財団は2014年11月1日から2015年2月15日まで、オーストラリアのブリズベンにあるギャラリー・オブ・モダン・アートで「Future Beauty:30 Years of Japanese Fashion」展を開催する。同展は2010年10月のロンドンのバービカン・アート・ギャラリーでの開催を皮切りに、独ミュンヘン、東京、米シアトル、米セーラム、京都で開催し、今回が最終巡回地となる。
同展では日本のファッションを特徴づける「陰翳礼讃」「平面性」「伝統と革新」「物語を紡ぐ」の4セクションに分かれ、「コム デ ギャルソン」「ヨウジヤマモト」「イッセイミヤケ」「アンリアレイジ」「マトフ」といった日本のファッションブランドの衣装展示やコレクションの映像放映などを行っている。なおミュンヘン、東京、京都の展示デザインは建築家の藤本壮介が手掛けている。
会期中の来場者数はロンドン約3万5000人、ミュンヘン約3万人、東京5万5214人、シアトル8万1975人、セーラム約5万1000人、京都2万7471人で、来場者の反応も好評だという。