H&Mが超太っ腹な企画を打ち出した。3月30日からスタートした「エイチ・アンド・エム ハウス(H&M HOUSE)」キャンペーンで、高級住宅街で知られる渋谷区大山に「一軒丸ごとクローゼット」をコンセプトに、自社のファッションアイテムで「H&M」の世界観を体現したスペースを設営。500点以上の新作アイテムを、未上陸のインテリア小物・ファブリックブランド「H&M HOME」やコスメブランド「H&M BEAUTY」などとともに、リビングやバスルーム、キッチンやバルコニーなどに展示し、29日にメディアやモデル、インフルエンサー向けにお披露目し、30日からキャンペーンサイトをオープンして情報を解禁。SNSキャンペーンで当選した1組3人だけを、5月末に1日限定で再設営した「H&M HOUSE」に招き、自由に試着したり、食事を提供したり、気に入ったアイテムを好きなだけ持ち帰ることができるという、スペシャルな試みになっている。
キャンペーンの応募方法は、30日から4月14日までの間に、ツイッターで@hmjapanのアカウントをフォローし、「H&M HOUSE」に関する投稿をリツイートするか、フェイスブックで「H&M」公式アカウントに上がる「H&M HOUSE」に関する投稿にコメントをするだけ。
今回のキャンペーンについて、「H&M」のプレスは「日本だけのローカルな企画として立案した。日本には女子会やホームパーティ、海に入ったりフェスに行くなど、日常生活の中でさまざまなイベントが催されている。楽しい一方で、何を着ていくか悩む人も多いと聞く。『H&M』にはカジュアルからオフィス向けウエア、リゾート風やスポーツライン、ランジェリー、アクセサリー、バッグや靴、ハット、時計、サングラスまで幅広いラインアップがあることを知ってもらいながら、ライフスタイルに合わせてファッションを楽しむことを提案したかった」と説明する。
「H&M HOUSE」は、壁面を覆い尽くすクローゼットや、「H&M」の文字が象られたシェルフを使った雑貨のクローゼット、「H&M BEAUTY」を展示したパウダールーム、風船とともにお気に入りのバスローブや下着をセレクトしたバスルーム、ミラーボールの中でフィッティングができるダンスフロア、都庁や東京スカイツリーなどが一望できる屋上に洗濯物がはためくクローゼットテラス、アクセサリーが実のように飾られた観葉植物、アクセサリーでデコレーションされたシャンデリア、帽子を使ったランプシェード、バッグを使った鉢カバー、「H&M HOME」のリネンクッションを使ったベッドメイクなどで構成した。