ファッション

H&M傘下「ウィークデイ」が日本店閉店 跡地に国内初の「H&M」メンズストアがオープン

 H&M傘下の「ウィークデイ(WEEKDAY)」と「モンキ(MONKI)」は5月31日、大阪・心斎橋店を閉店した。跡地には今秋、国内初の「H&M」メンズのコンセプトストア、H&M戎橋 メンズ店(H&M EBISUBASHI MEN'S)がオープンする。

 同店は、「ウィークデイ」アジア1号店、「モンキ」日本1号店として2013年6月にオープン。「ウィークデイ」は心斎橋店のみの運営で、オンラインストアは日本未対応。事実上、今回の閉店で日本マーケットから離れることになる。「モンキ」は、原宿店とイオンモール幕張新都心店の2店を構えている。

 H&Mジャパンの広報担当は、「H&Mでは、常に消費者のニーズを重視しており、現在はメンズのマーケットにフォーカスするべきと判断した」と話し、「ウィークデイ」について、「ヨーロッパの出店に注力するためクローズした。今回の閉店が日本完全撤退ではない。日本のマーケットにはポテンシャルを感じており、店舗のリロケーションを考えている」と話す。

 H&M戎橋 メンズ店では、メインラインの"H&Mマン"をはじめ、ハイストリートのトレンドを反映した"ディバイデッド"ライン、スポーツウエア、アンダーウエア、アクセサリー、関西初入荷の"トレンド"ライン、ドレスウエアを取り扱う。なお、向かいに位置するH&M戎橋店は、ウィメンズに特化した店舗にリニューアルする。

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