「H&M」はサステイナブル素材や環境に配慮した生産工程を追求した「コンシャス(Conscious)」の一環として、10月2日、「コンシャスデニム(Conscious Denim)」コレクションを発売する。クリーンでモダンなシルエットと、深いインディゴカラーが特徴で、ウィメンズ、メンズ、キッズを展開。日本では特別に、チャリティ活動にも積極的な、モデルの道端ジェシカと、フォトグラファーのレスリー・キーによるコラボシューティングを実施。同コレクション発売予定の原宿店、渋谷店、新宿店、名古屋松坂屋店、心斎橋店の5店舗でスペシャルビジュアルを展開予定だ。
「H&M」では今回初めて、デニムをウォッシュする過程で使用するエネルギーや水量、さらには環境負荷まで査定した。サステイナビリティ責任者のヘレナ・ヘルマーションは「『コンシャスデニム』をとても楽しみにしている。私たちはよりサステイナブルな素材の使用に加えて、ウォッシュ過程による環境への影響を低減するよう、熱心に取り組んだ。このコレクションはステキなアイテムに溢れていて、サステイナビリティと素晴らしいスタイルが同時に存在し得ることを証明している」と説明。モダンなカッティングに、ディープインディゴカラーのコレクションとした。
ウィメンズではローウエストまたはハイウエストのスキニー・ジーンズから、ボーイフレンド・カットやテーパード・アンクルまで、シーズントレンドを押さえたスタイルを用意。コンシャス素材を用いたデニム風アイテムもあり、コーディネートの幅を広げている。特にニット生地のインディゴのジョガー・ジーンズはスウェットパンツのソフトな雰囲気が魅力。インディゴのテンセル製ボイラースーツは、スリムなシルエットでフィット感がある。メンズでは、生デニムのクラシックな5ポケットスタイルのジーンズを、多様なカットやウォッシュのジーンズとともに展開。ディープインディゴカラーのデニムジャケットや、ツイルのワーカーズジャケット、ウールコートもそろえる。
キッズでは、ジーンズやダンガリーなどを扱う。また、購入時の指針として、環境に配慮した洋服のケア方法を記した「クレバー・ケア(Clever Care)」のラベルと、各アイテムのコンシャス・ポイントがわかるストアのハングタグを付けている。
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