ファッション

米LA「ジョーズ」、東レ・ディプロモードがディストリビューターになり、アイテムを拡充

 伊藤忠商事と東レ・ディプロモードは、アメリカ・西海岸発のカジュアルブランド「ジョーズ(JOE'S)」のウィメンズを2015年春夏から本格展開する。伊藤忠は03年、「ジョーズ」の独占輸入販売権を取得し、日本における販売を行なってきたが、今回、東レ・ディプロモードが新たなディストリビューターとなり、アウターやトップスなどのアイテムを拡充させる。なお、14年ホリデーまでは、カイタックインターナショナルが販売元だった。商品の中心価格帯は、メインアイテムのデニムパンツが2万3000〜3万9000円、デニムドレスが2万9000〜3万9000円、デニムジャケットが2万9000〜4万9000円、トップスとドレスが1万3000〜4万9000円、ニットが2万8000 〜 4万6000円、ドレスが2万4000〜4万9000円、ジャケットが1万9000 〜 5万9000円。コンテンポラリーカジュアルブランドとして、手頃な価格帯を設定。30代前半〜40代前半をコアターゲットに、20〜40代の幅広い層を狙う。百貨店と感度の高いセレクトショップを中心に販売し、初年度売上5億円(小売代ベース)を目指す。

 「ジョーズ」は01年に、プレミアム・デニム・ブランドとしてスタート。穿き心地やシルエットを納得のいくまで追求するため、1000人のフィティングを経てパターンを形成するなど、デニムウエアに特化したブランドだ。07年からは、アウターやトップスなども始め、トータルウエアブランドに拡大。現在、アメリカ国内に、ロサンゼルス・メルローズとニューヨーク・ソーホーの旗艦店を含む直営店を33店設ける。今後、15年末までに100店出店する予定だ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。