「ナイキ」「アディダス」「コンバース」は、LGBTに向けたレインボーカラーのシューズやTシャツを米国で発売した。
「アディダス」は、レインボーカラーにペイントした"スーパースター"(100ドル=約1万2000円)と"スタンスミス"(120ドル=約1万5000円)を発売。
「ナイキ」は、全米の各都市(ポートランド、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ボストン、ワシントンD.C、アトランタ、シカゴ、ニューヨーク)の名前を入れたウエアとシューズを販売。価格はTシャツが30ドル(約3700円)、シューズが80~150ドル(約9900〜1万8000円)。
「コンバース」は、定番の"オールスター"をプライドコレクション仕様にした"オールスター チャックテイラー(ALL STAR CHUCK TAYLOR)"を、ニューヨーク版とサンフランシスコ版で用意。ニューヨーク版はブロック調、サンフランシスコ版はグレーを基調とし、両バージョンともレインボーのグラデーションになっている。背面にはゲイタウンのカストロ通りを意味する"カストロ(CASTRO)"のロゴが入っていて価格は65ドル(約8000円)。
LGBTとはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどの性的少数者たちのことを指す頭字語。米国では6月をLGBTプライド月間とし、さまざまなファッションブランドがこの機会に限定アイテムを発売する。「アディダス」「ナイキ」「コンバース」のコレクションはいまのところ日本発売の予定はないが、全商品すでに米国店と海外オンラインで販売を開始している。