LVMH ヤング ファッション デザイナー プライズのグランプリに、トーマス・テイト(Thomas Tait)が選ばれた。テイトは賞金30万ユーロ(約4200万円)のほか、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンによる1年間の指導を受けることができる。
テイトはカナダ・モントリオール出身。地元の大学を卒業後、ロンドンのセント・マーチン美術大学の修士課程を修了した。曲線を多用したクリーンなフォルムを信条とし、現在ロンドンでコレクションを発表している。
カール・ラガーフェルドやマーク・ジェイコブス、ニコラ・ジェスキエールら、そうそうたるデザイナーが審査員を務めたプライズは、グループの社長兼最高経営責任者(CEO)ベルナール・アルノーの娘、デルフィーヌ・アルノー=ルイ・ヴィトン エグゼクティブ ヴァイス プレジデントが陣頭指揮をとってきた。
【トーマス テイト 2014-15年秋冬コレクション 全ルック】
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