ファッション

LVMHならではの豪華なコンテスト、仕掛け人は若手発掘中のデルフィーヌ

 LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)が「ヤング ファッション デザイナー賞」を創設した。同賞のスタートに際し、中核的な存在になったのは、グループの社長兼CEOベルナール・アルノーの娘、デルフィーヌ・アルノー=「ルイ・ヴィトン」エグゼクティブ ヴァイス プレジデント。「まだ見ぬ才能を発見し、業界に"驚き"をもたらしたい。選考人については、『デザイナー以上の適任者がいるの?』と考えた」と彼女。そこで、新たに「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のクリエイティブ・ディレクターに就任したばかりのニコラ・ゲスキエール、「フェンディ(Fendi)」のカール・ラガーフェルド、「マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)」のマーク・ジェイコブス、「ディオール(Dior)」のラフ・シモンズ、「セリーヌ(Celine)」のフィービー・ファイロ、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のリカルド・ティッシ、「ケンゾー(KENZO)」のウンベルト・レオン&キャロル・リムという、錚々たるデザイナーを審査員に起用。大賞に輝いたデザイナーには、賞金30万ユーロ(約40万円)が贈られるほか、同グループによる1年間の指導が受けられる。

 
 コンペは来年2月2日まで応募を受け付け、まずはLVMHが30人前後を選抜。来年3月のパリコレ期間中には、エディターやバイヤーを招いたプレゼンも開催予定で、そこで10人に絞り込み、5月末に受賞者を決定する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。