ミズノは2月15日、同社が運営する原宿のカフェ兼ランニングステーション「ノハラ バイ ミズノ」で、今春発売予定の新シューズライン「Mライン」のお披露目イベントを開催した。同ラインは、今年創業110周年を迎える同社が、1970〜80年代に使用していたロゴ"Mライン"を復活させ、ファッションスニーカーとして発売するもの。パーティーにはファッション業界人やミズノと古くから親交がある人が集まった。
パーティーの目玉は、ボクシングの元世界チャンピオン、具志堅用高氏と水野英人ミズノ取締役業態開発室グローバル・ブランド開発担当によるトークショーだ。具志堅氏は、現役時代に初めてついたスポンサーがミズノだったと言い、「ミズノへの感謝の気持ちは忘れられない。スポンサードされることで、負けるわけにはいかないと思えた」と語った。「Mライン」については「テレビのロケではグレーやブラック、ネイビー、スタジオではホワイトを履いて登場したい。若い人にも受けそうだから、自分のジムの生徒にも履かせたい」と絶賛。水野取締役は、「具志堅さんはミズノにとって重要な歴史を残してくださった人。新生『Mライン』では、履く人が"ひらめき""ときめき""きらめき"を見つけられるようなお手伝いができたら」とコメントした。
「Mライン」では、1970年代に生産していたオーソドックスなランニングシューズをベースにした"MR-1"と、マラソンレース用のシューズをモチーフにした"MOLE"の2型をラインアップする。ともにメード・イン・ジャパンにこだわって生産しており、価格は1万3800円。さらに限定110足で、シュードライヤーやシューズケースが付いたボックスを用意する。