ファッション

鎌倉シャツがNYに2号店 今秋オープン

 メーカーズシャツ鎌倉(鎌倉シャツ)は、ニューヨークに海外2号店を今秋オープンする。マンハッタンのハドソン川沿いにあるブルックフィールドプレイス(旧ワールドフィナンシャルセンター)の商業施設部分の2階で、店舗面積はマディソン街の1号店とほぼ同じ20坪。同ビルの商業施設は今年リニューアルされており、今春からは「エルメス」「フェラガモ」「エルメネジルド ゼニア」「マイケル・コース」などの高級ブランドが続々と開店し、2016年春にはサックス フィフス・アベニューも開業する。同ビルはメリルリンチ、アメリカン・エキスプレス、ダウ・ジョーンズなど金融を中心とした大手企業の本社オフィスが入居しており、鎌倉シャツはドレスシャツの需要が大きいと判断した。

 鎌倉シャツは12年10月にニューヨークのマディソン街に20坪弱の海外1号店を開店した。メード・イン・ジャパンの79ドル(約9401円)の高品質ドレスシャツが口コミやSNSを通じて地元ビジネスマンの間で評判になり、2年目で営業黒字を達成。3年目の15年12月期は1号店だけで200万ドル(約2億3800万円)の売上高を見込んでいる。同社の貞末良雄・会長は2号店について「この地で私たちが世界の強豪と戦える会社として評価され、推薦を受けたから実現した」「(鎌倉シャツが)閉塞する日本の繊維業界に新しい可能性を証明し、日本の製造業に希望と活力を与えたい」とコメントしている。

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百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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