「ディーゼル ブラック ゴールド」は、ソフィア・ココサラキの後任として、アンドレアス・メルボスタッドをクリエイティブ・ディレクターに起用し、ランウェイショーを行なった。「ディーゼル」の中でも"プレミアム・カジュアル"ゾーンを担う同ブランド。上質な素材と、ハンドワークによる手の込んだデニムやレザーで勝負をかけた。
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真っ白な細く長いランウェイを歩くのは、黒一色でまとめたスキニーデニムやレザーパンツ、そしてライダースジャケットの女性たち。乾いた大地を、自らの運転でバイクをハイスピードで走らせ、静寂のガスステーションに到着する。そんなタフでロックな女性たちを描いたという。
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デニムも、レザーも、コットンも、そのほとんどが黒一色だ。レザーやコットンはガーメントダイを施したものが多く、レザーとの違いが一見わからないほどタフな素材感となっている。スタッズをびっしり飾ったバイカージャケットの下は、シンプルな白いシャツだ。バイクを降りた正装のシーンでは、タキシードをアレンジしたドレスなどテーラーリングの技術を生かしたアイテムを素肌にさらりと着る。
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