2013-14年秋冬の「カルバン・クライン コレクション」は贅沢なレザーをスタイリッシュにデザインし、マスキュリンとフェミニンの融合を美しく表現した。コートとドレスを軸にした今シーズンは、カットアウトや幅の異なるプリーツなどで女性らしさを強調。たとえば、プリーツドレスのプリーツの隙間に繊細なレースを繋ぎ合わせ、動くたびにそのドレスの印象や表情を変える。また、プリーツ裾に金具をつき合わせることで、よりパワフルな存在感を演出した。レザーアウターに加え、アルパカのカットアウトボリュームコートやグレンチェックのパワーショルダーコートがより異なるテイストのコラボレーションをあらわにした。Aラインのドレスやパワーショルダーのコートなどすべてのルックは、ゴールドの金具つきベルトでウエストをマークし、ボディコンシャスなシルエットに仕上げている。
ラストルックには、1995年に「カルバン・クライン」で初のランウェイデビューを果たしたというモデルのキャロライン・マーフィーが登場した。