ファッション

【NYコレ】リアーナやジャスティンも来場!粋な演出で観客を魅了した「オープニングセレモニー」

 ニューヨーク・ファッション・ウィーク4日目、この日の話題をさらったのは、セレクトショップ「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」のオーナー兼クリエイティブ・ディレクターのウンベルト・レオンとキャロル・リムによる、オリジナルラインのファッションショーだろう。「ケンゾー(KENZO)」のクリエイティブ・ディレクターとしても今や飛ぶ鳥を落とす勢いの彼らが、サプライズな演出で観客をわかせた。

 会場となったハドソン川沿いにある巨大な倉庫の入り口には、「オープニングセレモニー」のポップアップストアや、やきとり屋などが屋台のように並んでおり、たくさんの豆電球で彩られ、まるでお祭りのようだ。しばらくすると奥の広いショー会場に案内される。エンジン音がなり、車が次々に巨大な倉庫の目の前にやってくる。

 約20台の車から次々にモデルが登場し、ショーがスタート。さまざまなグラフィック模様をミックスしたブルゾンやパーカ、ネオプレン素材でグラ フィック柄パターンを組み合わせたトップスなどといったスポーティなアイテムから、ペパーミントのペンシルスカートにビスチェ風のぺプラムトップスを合わせるガーリー・ルックまで、幅広いアイテムが登場した。

 ウィメンズモデルのウォーキングが終わり、ショーが終わると思いきや、今度はメンズモデルたちが集団で車のまわりを歩く演出で、さらに歓声がわいた。

 会場には歌手のリアーナやジャスティン・ビーバーの姿があり、ショーとお祭りのような雰囲気を楽しんでいた。また、日本からはオンワード樫山の馬場昭典社長や、同オープニングセレモニー事業本部の小林一仁・本部長も駆けつけ、その後パーティは夜遅くまで続いた。

2014年春夏ニューヨークコレクション 関連記事一覧

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。