2013-14年秋冬の「レベッカ・テイラー」は、得意のスウィートフェミニンにエッジの効いたロックンロールテイストを加えた。まるで、いつもとは違う自分を探していたかのように、チャレンジ精神に溢れた新スタイルが印象的だ。ファーストルックに登場したのは、ジッパーと太ベルトをアクセントにしたレザージャケットに、歩く度に太ももが覗くスリット入りのコクーンスカートを合わせた黒髪ボブのモデルだ。ブラックを強調したスタイリングだが、細かいドッドの入った白いシャツを合わせることで、ハードすぎないスタイルに。また今シーズンはジッパーの装飾使いがポイントで、グレーがかった薄いブルーのワンピースは、ウエスト周りや体の縦ラインに沿ってボディコンシャスに仕上げた。色や装飾の使い方で、ロックのハードさとフェミニンのソフトさを絶妙のバランスで融合させている。