代官山のメンズセレクトショップ「O 代官山」のディレクター吉田拓と「ネオンサイン(NEON SIGN)」デザイナーの林飛鳥が、新ブランド「マイン(MIN)」を立ち上げた。「ネオンサイン(NEON SIGN)」デザイナーの林飛鳥を迎え、吉田がディレクションを行なう体制で、コレクション形式ではなく、1点ずつアイテムごとに発表していく。第1弾はデニムスラックスパンツで、価格は2万円(税抜き)。ベージュとダークネイビーの2色を用意した。現在、同ショップでのみの取り扱いだが、卸先を増やしていく方針。今後はシャツ、ニット、コートなどを発表していく予定だ。
デニムスラックスパンツは10オンスのリアクティブデニムを素材に用いたスリムテーパード。プレスではなくシームをセンターに配することで経年のプレス落ちによるシルエット崩れを解消している。立体裁断のパターンで、センターポケットはダーツの延長で両玉緑端にステッチリベットを、バックポケットにはトラウザー風の片面フリップと片面玉緑ポケットを採用するなどディテールにこだわり、バンド裏に仕込んだドローコードでイージーパンツのような着心地を実現した。
「O 代官山」は2012年4月にオープン。メイドインジャパンの魅力を発信していくことをテーマに、「ディスカバード(DISCOVERED)」や「ネオンサイン」など東京発のブランドや、復興支援プロジェクト「石巻工房」によって制作されたアイテムを取り扱っている。